すっかり周知された生活保護受給者を食い物にする貧困ビジネス。
弱者を騙して金を巻き上げるのは、幾つも問題がありますが、
騙される人の中には感謝をしている人もいます。
貧困ビジネスは必要悪だという人も・・・
貧乏・生活苦ランキング ← あまりの貧困に、切なすぎて泣ける
受給者を施設に押し込め、生活保護費をかき集める……。そんなイメージのつきまとう貧困ビジネスだが、内側からの景色は少々違うようだ。実際に生活保護を受けながら、貧困問題をテーマに取材活動をするジャーナリスト・長田龍亮氏はこう語る。
「貧困ビジネスは悪く言われますが、ある意味で必要悪な側面もあるんです。世の中には金銭感覚がズレていて、お金を持つと、ある分だけ酒やギャンブルに使ってしまう人もいます。僕が最初に入った施設では一度に小遣いを渡すとそのお金を持って飛んでしまう人もいたので、毎日500円が各々に渡されていました。それとは別に月に一度、5000円の小遣いもあった。食費として月に4万円徴収されましたが、これも考え方次第。怠慢な生活を続けている人だと3食4万円は安く感じます」続きを読む