離婚の・・・イマドキ
時代も変わって離婚へのハードルはかなり低くなりました。
イマドキの離婚が3パターン紹介されています。
・疑惑だけで離婚。
・憎む前に離婚。
・10年かけて準備して離婚。
時にはアッサリ、時には用意周到になど色々ありますね。
10年かけて準備は・・・心のどこかに留めておきたいな。


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「最近、新しいタイプの離婚をちらほらと聞くようになった」というのは、作家の亀山早苗さん。“従来とは違う”現代の夫婦たちのリアルな離婚理由に迫った。

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“疑惑”レベルで離別を決意「不信感離婚」

 浮気三昧の夫の言動に耐えたという話は、いまは昔。現代は浮気「疑惑」であっさり別れる女性がいる。

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 アキさん(38=仮名、以下同)が友達の結婚パーティーで知り合った同い年の彼と結婚したのは33歳のとき。

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「結婚して3年、娘がまだ1歳になったばかりのころに、夫の帰宅時間が妙に不規則になったり、初めて外泊したりしたんです」

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 今から3年前のことである。浮気だという確固たる証拠はない。夫を問いつめても、「仕事が忙しかった」「付き合いで行った飲み会で、上司に酔いつぶされた」などと言い訳をする。

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 毎日遅いわけではないが、どこか挙動がおかしい。突然、花を買って帰ってきたときは、ほかの誰かに渡したかったのではないか、と疑念を抱いた。

 何かが不自然だとアキさんは感じたのだった。

 そんな状態が3か月ほど続き、アキさんは子どもを連れて実家に戻った。

「夫を信頼できなくなったんです。浮気していようがいまいが、それはどうでもいい。信頼感がなくなっても夫婦でいる、ということに意味がないと思って……」

 離婚して3年、夫はときどき娘に会いにくる。それは彼女も拒絶しない。夫婦ではなく、娘の親同士としてなら付き合っていけるかな、と思っている。

10年の歳月をかけての「計画離婚」

 結婚したときは「いい人」だったのに、子どもができるたびに家庭を顧みなくなっていった夫。

 そんな夫に絶望したシズカさん(50)だが、当時(31)は専業主婦。離婚したら生活できない。それでも、このまま夫に好き放題されるのは悔しい。そこで彼女が考えたのは「10年計画離婚」だ。とにかく経済力をつけ、離婚後の生活を安定させるための10年間だ。

 まず、4歳と2歳の子どもたちを保育園に預けて、近所のスーパーで働き始めた。独身時代は大手企業で人材教育の仕事をしていたが、しばらく離れていたので元の会社には復帰できない。とりあえずはそのスーパーで社会復帰を試みた。だが、見る人は見ている。彼女の陰ひなたなく働く姿に、昼食を買いに訪れていた近くの会社幹部が目をつけた。

「うちの会社にスカウトしたいと言ってもらって。契約社員として雇ってくれました。1年後には正社員に。人事関係の仕事でしたから、かつての経験も生き、いろいろ勉強もさせてもらいました」

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 彼女自身も自腹を切って人材教育のセミナーに通い、勉強を重ねた。そのときの講師の考え方に感化され、自分から弟子入りを希望したという。

「弟子なんてとっていないと言われましたが(笑)、その先生のところへ通って、お話を聞かせてもらうようになったんです」

 仕事に家事に育児に勉強。30代は本当に身体も脳もフル活動だったと振り返る。同時に生活費を節約し、必死でお金も貯めた。そしてついに40歳のとき、中途採用の募集をしていた大手企業に正社員として入社した。

「1年間しっかり働いてメドが立ったので、ついに夫に離婚届をつきつけました。あの瞬間、本当に気持ちがよかった。10年間、夫とはつかず離れずの関係でしたが、その間も浮気しているのはわかっていたし、ボーナスだって半分は好きなように使っていたし。それでも我慢していたのは自分の経済的安定を確保するため。離婚したら、きっと1銭も出さないだろうと思っていたから」

「子どもたちには寂しい思いをさせたかもしれないけど、ほかに選択肢はなかった。あのまま我慢して結婚生活を続けていたら、今ごろ私が壊れていたと思います」

 我慢のかわりに努力をした。それが今の平穏な生活に結びついている。

こじれる前に別れる新スタイル「憎む前離婚」

 最近、ときどき聞くようになった、もっとも「イマドキ」な離婚は、「憎む前離婚」かもしれない。

 14歳と10歳、2人の子を抱えて、同い年の夫と2年前に離婚したのはチグサさん(46)だ。下の子が生まれてから、夫婦関係が変わっていった。

「元夫はいい人なんですよ。子どもたちにとっても、いい父親。だけど私にとって、“男”ではなくなっていったんです。私はどんなに結婚生活が長くなっても、彼とは男と女でいたかった。だけど彼は、父親としてしか生きようとしなかったんです」

 学生時代から付き合い、その後、遠距離恋愛も耐え抜いて大恋愛をした末の結婚だったと彼女は言う。だからこそ、ずっと恋人気分を大事にしたかった。

「共働きだから家事も育児も協力しながらやってきた。でも子どもたちが大きくなっていくと、夫は私に甘えるようになったんです」

 仕事の愚痴を垂れ流し、ときに不機嫌に黙り込む。大人は自らの機嫌を自分でとるべきだと思っていたチグサさんには、そんな夫の変化が耐えられなかった。

「家庭は楽しい場でありたいですよね。家族だから、ときにはケンカしてもいいけど、なんでもポジティブに、オープンに話し合いたい。以前は夫ともそう話していたのに、いつしか夫はネガティブなことは話すけど、楽しい雰囲気を作る努力をしなくなった」

 何度かそのことを指摘したが、夫は黙り込むだけ。仕事のことも子どもたちのことも不安や心配が先に立ち、あまり前向きに考えられなくなっていたようだ。

「何より、彼の生活がマンネリになったんでしょうね。それは夫婦のマンネリでもある。このままいったら、私は夫を嫌いになる。そう感じました」

 もう愛していない。ある日、そう感じた。自分を偽って生きるのはいやだったし、夫を嫌いになるのもいやだった。だから離婚したい。彼女は率直にそう言った。

 家族としての「情」より、男女としての「愛」を優先させる。結婚において、そんな考え方をする女性が少しずつ増えてきているのかもしれない。
https://bit.ly/2ZbCzqK

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