親の介護で・・・貧困
人生は、思ってもみなかったようなことばかり起きますね。
なんとなく成り立っていた自分の生活。
しかし、親の介護で大きく様変わりをしてしまいます。
電車で2時間ほど掛かる実家に通うだけでも大変ですが、
実家の住宅ローンまで返済するとなったら・・・
今回のケースなら、早めの財産処分が賢明かもしれませんね。


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女性もある程度、年齢を重ねると様々な出費がついてくるもの。中には、思わぬ出費が重なり貧困に陥ってしまうというケースもあるようです。

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 今回、話を聞いたのは親の病気がきっかけで貧困に陥ってしまったという大原結子さん(仮名・38歳)。結子さんの月収支を聞いてみました。



◆離婚して独り身に。このまま細々暮らしていくつもりが……

「前の夫とは子供ができないことが理由で3年前に離婚しました。

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慰謝料はなく円満離婚だったものの、財産分与で私がもらえたお金はわずか100万円ほど。でも、離婚後は独身時代に勤めていた製薬会社に復帰できたんです。

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 薬剤師の資格は持っていないので手取りは20万円くらい、住んでいるのは地方なので家賃は5万円ほど。アパートには同じようなワケありで独り身の人が多く、周りに格安スーパーもあるので節約すれば生活はできていました。

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子供もできないと思うのでこのまま結婚もせず、細々と暮らしていくんだろうと思っていました」

 そんな結子さんの生活が一変したのは、つい半年前のことでした。

「いつものように仕事をしていたら突然、会社に電話がかかってきたんです。電話の相手は脳外科病院でした。聞くと、母が脳出血で倒れたというのです。母は62歳ですが、いまだに現役でパートをしていたのでとても信じられませんでしたね……。

 急いで病院に駆けつけると、どうにか一命は取り留めたようで安心しましたが、医師からは重い後遺症が残ると告げられました。聞くと左半身にマヒが残ってしまうようで、もう仕事はできないと言うのです。母は私が幼い頃に離婚して、女手一つで私を育ててくれました。それが突然介護が必要な体になってしまい、その時はただ呆然とするしかありませんでしたね」

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◆とつぜん始まった、母を介護する生活

 再び倒れてしまう恐れもあるので、常に近くに人がいなければいけない状態になった結子さんの母。そのため、結子さんは週末ごとに実家に帰らなければいけなくなりました。

「昼間は訪問介護の人に来てもらっていますが、夜は近所の人に事情を説明して母の様子を度々見に行ってもらうようお願いしました。それでも週末は私が家に行って家事をしなければいけません。実家は電車で2時間ほどなので、仕事後すぐに実家に行き、そのまま日曜の夜まで母の面倒を見ます」

 ガラリと変わった結子さんの生活。介護のために失われるものは、時間だけではありませんでした。

「さらに母は倒れて以来、食事制限をされたので塩分や油分の高い食事は禁止されています。なので、私が1週間分の食事を作って置いておきます。実家に帰ることも考えましたが、職場が遠くなってしまうんですよね。実家は住宅街にあるので周辺で働けそうな場所もないし。正直、実家からスーパーに行くだけでも体力を使いますね」

 もうひとつ、結子さんが頭を抱えているのが実家の住宅ローンだといいます。

「実家のローンで毎月5万円の支払いがあるんです。母がこうなってしまった以上、引っ越すこともできないので払い続けていくしかありません。私のお給料から自宅の家賃と実家の住宅ローンを払ったら、手元に残るのは10万円程度。そこから食費と光熱費、実家に帰る交通費などを引くと自由に使えるお金なんてほとんど残りませんね。

 周りの友人からは友人の出産祝いなどの誘いもありますが、そんな余裕はないので、最近は連絡すらとっていません。新しい服も久しく買っていないし、美容室に行くお金もないのでずっと伸ばしっぱなしです。唯一、得してることといえば製薬会社に勤めているので体調を崩しても薬をタダでもらえることぐらいですかね……」

 最近は睡眠導入剤を服用しないと眠れなくなったと結子さんは語ります。突然来る、親の介護。結子さんのケースは少し特殊かもしれませんが、明日は我が身かもしれないのです。
https://bit.ly/2qJNgRP

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