看護師
看護師=高収入というイメージがありますね。
子ども向けの精神科に勤務している看護師のアカネさん。
5年目の手取りは24万円ほどで、16時間勤務の夜勤も月に5回。
医療の最前線に身を置いていても、低収入の人もいるようです。
激務で薄給・・・それでも頑張ってくれている看護師さん達に感謝。


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会社員一本、あるいは副業をしている人、結婚して家庭に入った人、夫婦共働きの人、事業を起こした人、フリーランスで活動している人など、人によってその働き方はさまざまだ。

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一般的に30歳は節目の年と言われている。今の30歳は1987年、1988年生まれ。昭和生まれ最後の世代でもある。物心がついたときにはバブルが崩壊し、その後は長い不況にさらされた。



就職活動を始める時期にはリーマンショックが起こり、なかなか内定が出ない人も多かった。また、「ゆとり世代」の走りでもある。

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景気の良い時代を知らない現在の30歳は、お金に関してどんな価値観を抱いているのか。

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大成功をした著名な人ばかり注目されがちだが、等身大の人にこそ共感が集まる時代でもある。30歳とお金の向き合い方について洗い出す。

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習い事に明け暮れた子ども時代、本当は遊びたかった

関東の某精神科で看護師として働くアカネさん(仮名)。この日は夜勤明け、インタビューに応じてくれた。北関東出身の一人っ子で、両親はそろって教師。親が教育熱心だったため、テストでは必ず上位に入っていないと厳しく怒られた。小学生の頃は剣道、書道、ピアノ、英会話、水泳など習い事をかけもちし、放課後や土日は習い事に時間を費やした。

「周りの子たちは学校が終わるとランドセルを置いて遊びに行っていたのが、とてもうらやましかったです。自分がやりたかったというより、親が習い事をさせていました。辞めたくても辞めさせてもらえませんでした。お小遣いももらっていなかったし、何かをねだることもなかった覚えがあります」

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中学は国立を受験。音楽部に入り、文武両道に努めた。中学時代は、遊びに行くときのみお小遣いをもらい、高校に進学すると月5000円のお小遣いをもらうようになった。それで、興味のある本やファッション誌を購入した。

当時は『Popteen』や『PINKY』『Seventeen』といったギャル系ファッション誌の全盛期。アカネさんもギャルっぽい肌の露出の多い服を着たかったが、親から「そんな格好はダメ」と眉をひそめられた。親にファッションを制限されてはいたが、ちょっと背伸びをしてファッション誌『CanCam』に載っているようなOL系ファションブランドを好んで着ていた。

アカネさんが看護師になりたいと思ったのは高校3年生のとき。進路を決める時期としてはやや遅めだ。

「本当は美容師になりたかったんです。でも、そんな夢を親に言ったら絶対反対されるだろうと思って口にしたことはありません。そこから看護師になろうと思ったきっかけは当時、沢尻エリカさん主演のテレビドラマ『1リットルの涙』を見て、原作も読んだことです。看護師の対応により、患者の女の子の病状が変化する描写があり、看護師の影響力の大きさを知りました。

そこから私も、自分と接した人が生活しやすくなる仕事をしたいと思い、本腰を入れて看護学部への勉強を始めました。心理カウンセラーや養護教諭も考えていたのですが、親や親戚から『これからは看護師の時代だ』とか『看護師は国家資格だ!』と言われ、看護師の道へ進みました。でも、美容師も国家資格ですけど」

推薦で地元の県立大学の看護学部に無事合格。合格通知が来たのが12月だったため、3月の卒業式までの間は初めてのアルバイトをした。飲食店で週2回の5~6時間、時給は680円だった。

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遊びとサークル、勉強、資格取得に励んだ学生時代

大学に入ると、今までの抑圧から開放されたかのようにとにかく遊んだ。ダンスサークルに入って朝までクラブを貸し切るイベントを主催しつつも、飲食店でのバイトに勤しんだ。バイト代は月8万円ほど。好きな服やダンスの衣装を購入することに使った。遊んではいたものの勉強も手を抜かず、単位を落とすことはなかった。

看護学部なので3年の後期から4年の前期にかけて実習もある。それと同時に卒論を書き、国家試験の勉強をした。また、アカネさんは地元の県立大学を卒業した後、養護教諭の資格を取るために東北の大学に1年間のみ通ったという努力家だ(通っていた県立大学では養教を取得できるシステムがなかったため)。

養教の資格を取るために通った東北の大学での1年間は、月7万5000円の仕送りをもらった。地方のため家賃は安く2万8000円だったが、残りの仕送りで生活費をやりくりするのは厳しいため、看護師のバイトをしながら資格取得に励んだ。

「内科や外科での実習を体験してみると、仕事自体は合っているけど、精神科以外はキツいなと思いました。もちろん、精神科もしんどい業務はありますが、体がメインの科は点滴をつけたり患者さんの体を拭いたりといった、身体のケアが優先で、患者さんとのコミュニケーションはプラスアルファという感じなんです。

でも、精神科は基本、患者さんとのお話がメインなので、私はそっちのほうが合っていると感じ、就活では精神科を志望しました」

夜勤をしても手取りは22万円ほど

大学卒業後に勤務したのは地元の精神科。夜勤もあり、手取りは23万~24万円で、一般的な新卒の会社員より少し多い程度だ。しかし、つねに人の命と死が隣り合わせにある医療の現場を考えると、決して多いとは思えない。それまではバイトで月8万ほどしか稼いでいなかったので「こんなにもらえるんだ!」という感覚のほうが大きかったとアカネさんは言う。

仕事では主に依存症の患者と向き合った。現在は法律で禁止されているが、当時は規制されていない「合法ハーブ」が大流行中で、ハーブ依存症患者が病院に多く駆け込んできた。

幻覚や幻聴に襲われ、薬が抜けると落ち着くが、極めて依存度が高く、快楽が忘れられず手を出してしまう……といった、違法薬物の恐ろしさをアカネさんはひとしきり語ってくれた。

「依存症に陥ってしまう人って、幼い頃の家庭環境などのトラウマが現在のつまずきにつながり、アルコールや薬物に手を出してしまう可能性が高いと心理学的には考えられます。私も、家庭が厳しかったことから、精神科への興味が湧いた部分があります」

このような依存症に陥らないためには早期発見・早期治療が必要だと感じ始めたアカネさん。

ならば、子どもを専門にした病院に移りたい。そう思うようになり、3年勤務した後、現在働いている関東の子ども向けの精神科(児童思春期精神科)へ病院を変えた。今は不登校に悩んだり家庭内暴力を起こしたりしてしまう中高生と接している。

「病院を変えたら、月給の手取り額が22万円にまで下がってしまいましたが、5年目の今は23万~24万円です。夜勤も月5回あり、通しで16時間働きます。最近は、夜勤が体力的にキツくなってきました。今は病院の寮に住んでいて、寮費は月1万円。光熱費は7000円くらいです。寮には8年間しかいられないルールがあるので、この先は毎月7万円くらい家賃にかけないといけないことを考えると不安です。正直、今もお金はカツカツです」

そんなアカネさんが最もお金をかけている趣味が和服。着物と帯と小物で、合計100万円のローンを組んだこともある。休日は飲みに行ったりライブに行ったりするが、大きな無駄遣いはしていない。貯金はほとんどできておらず、現在の貯金額は20万円ほどだ。

看護師はハードワークと引き換えに高収入というイメージを抱く人も多いと思うが、実際は病院によってまったく違い、アカネさんの勤める病院は特に低賃金だそうだ。

結婚をすると経済的な面で楽になる部分があるため、恋愛について聞くと、ここ数年、恋愛を疎かにしていたことに気づき、合コンにも積極的に参加していたが実りはゼロ。そんなとき、虫垂炎で倒れたアカネさんの手術を担当した医師と交際に至ったが、お互い忙しく、デートも数回しかできないまま別れてしまったという。

「看護師=高収入」というステレオタイプが崩されたインタビューだった。余談だが「精神科ではパニックを起こして暴れる患者さんもいると思いますが、そのような患者さんと接するのは怖くないですか?」と聞いたところ「でも、いちばん苦しい思いをしているのは、暴れている本人なのだと先輩看護師に教わりました」とキッパリ答えたアカネさん。彼女の真摯さに、ただただ舌を巻いた。
http://ux.nu/lKTVW

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