災害で収入減
この夏は災害が多かったですね。
集中豪雨に台風、地震に停電その他諸々。
我が家も、少しだけ(家屋の破損、数万円程度)被害に遭いました。
平時でさえ生活が厳しいのに、災害時となると・・・
特にシングルマザーの人たちは大変なようです。


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 明日、大地震に見舞われ、来月大きな風水害に見舞われる可能性は、日本全域にある。この冬は暖冬と予想されているが、生命身体に危険を及ぼすような寒冷や積雪がないからと言って、無条件で喜ぶことはできない。農業生産や水源の確保に、ネガティブな影響を及ぼす可能性があるからだ。



 それでは、大阪府北部地震、西日本豪雨、台風20号で、社会的に弱い立場にあるシングルマザーたちや生活保護で暮らす人々は、どのような影響を受けたのだろうか。

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「シンママ大阪応援団」および「全大阪生活と健康を守る会連合会(大生連)」に協力を仰ぎ、関係者の肉声を聞かせていただくことができたので、紹介しよう。

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台風21号による被害の中でご協力いただいた、両団体および当事者の方々に、心より感謝する。

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災害が収入減に直結シングルマザーの痛切な事情

 まず、「シンママ大阪応援団」につながっているシングルマザーたちの声を紹介する。

 今回、お話を聴かせていただいたシングルマザーたちは、就労などによって生活保護基準以上の収入を得ており、生活保護は利用していない。しかし、親が2人いても大変な子育ては、親が1人なら、さらに大変であるはずだ。経済的に困っていないはずのシングルマザーたちの日常の困難は、そこに災害が重なったとき、どのように変化するのだろうか。

 関西で非正規公務員として働くAさん(30代・2児の母)は、台風21号に襲われたとき、たまたま大阪府内の実家にいた。父親が体調を崩していたためだ。

「庭の木が倒れて、小屋やフェンスが倒れて……。こんなの初めてです。近くの工務店は、どこも依頼がいっぱいで対応が無理ということなので、知り合いに来てもらって、具合の悪かったお父さんがチェーンソーを借りて、木を解体しています。そのままにしておくと、フェンスが倒れてしまいそうなので」(Aさん)

 体調が悪いのに動かなくてはならない父親を残して、Aさんは住まいのある地域に帰ることにした。幸い、交通機関は動いている。

「日給なので、休むと収入が途絶えますから。子どもの学校もありますし」(Aさん)

 Aさんの小学生の子どもは、前の晩、台風で寝付けなかったということだ。当分、影響は残るだろう。その子どもを学童保育などに託して、Aさんは働かざるを得ない。そうしなければ収入が途絶えるからだ。

夏休みで出勤できないのに仕事はしなければならない

 同じく、関西で非正規公務員として働くBさん(40代)は、収入に関して、より深刻な状況にある。Bさんの職場は学校教育の現場なので、夏休みのある7月と8月は大幅な減収となる。連休のある9月も同様だ。しかし、問題は収入だけではない。

「出勤しなくても、問い合わせや相談の電話がかかってきて、結局は対応することになるんです」(Bさん)

 Bさんは、その電話を自分の携帯電話で受けている。7年前の「ガラケー」だ。通話は定額だが、ショートメッセージは受信も送信も1通50円かかる。割高になっているのは承知しているのだが、携帯電話本体を買い換える費用を捻出できない。

「せめて、業務用携帯電話がほしいです」(Bさん)

 資格を持ち、専門性を認められて働いているBさんの時給は、地域の最低賃金の約4倍だ。最低賃金より少しだけ高い時給で働くシングルマザーが多い中、Bさんは恵まれている方かもしれない。しかし、持ち帰り残業に対する残業代はなく、移動・待機など就業時間としてカウントされるべき時間の賃金も支払われていない。ざっと計算してみると、Bさんの時給は最低賃金を下回ることになる。インフォーマルな資源を綱渡りしながら、Bさんは働き、子どもを育てている。

周囲にはわかりづらい1人1人が抱える困難の大きさ

 地域の子ども医療に憤慨するのは、同じく関西のCさんだ。

「今住んでいる地域の子ども医療は、窓口で3割負担なんです。3ヵ月後、自費負担の500円を差し引いた額が振り込まれて返還されますけど。お金がないときには、子どもを病院に連れていくのをためらってしまいます。今、最も困っているのは、子どもの医療です……。こんなひどい自治体があるとは思っていませんでした」(Cさん)

 Cさんも非正規雇用だ。収入は高くなく、また波もある。

 血縁者との付き合いの難しさについて語るのは、Dさんだ。

「兄弟は全員、結婚していて、ウチと同じくらいの子どもがいます。子どもにとっては従兄弟です。関係が悪いわけではないのですが、母子世帯のウチより生活水準が高いんですよね。だから、一緒に出かけると、どちらかがどちらかに合わせることになります。だいたい、兄弟がウチの費用を出してくれるのですが、気持ちの負担になります。経済的に対等な付き合いができなくなるのが、辛いです」(Dさん)

 そこに災害が襲ったら、どうなるか。もともと困難だった付き合いは、さらに困難になる可能性が高いだろう。見せたくなかった生活実態を見せ合うことになり、円満だった関係を維持することも困難になるかもしれない。

 では、正規雇用で比較的高い収入を得ているシングルマザーには、そのような問題はないのか。業界では一定の知名度とステイタスのある関西の企業で正社員として働きながら、2人の子どもを育てているEさん(40代)の話を聞くと、そうでもなさそうだ。

「今回の台風21号のような緊急事態だと、仕事に行かないわけにはいかないんです。倉庫が被害を受けたり、流通が止まったりしますから。こんな普通の会社にも、災害だからといって休めない事情があることは、なかなかわかってもらえなくて辛いです。医師や看護師なら理解されやすいと思うのですが」(Eさん)

 非正規雇用のシングルマザーの場合、災害の場合は仕事を休むことになる。収入は減るが、子どものケアは問題になりにくい。しかしEさんの場合、学校も保育園も休みになっている中で、どう仕事をするのかということになる。

「子どもたちを連れて仕事に行くこともあります。子どもたちが連れて行けないほど小さかった頃は、警報が出ていない近くの自治体を探して、そこの無認可保育所にお願いしたこともあります。子ども2人を数時間預けると、1万円や2万円が軽く飛びます。でも、仕事に穴を開けられないときがあるんです」(Eさん)

 もちろん、公的に把握されていない子どものケアに対して、公的支援や勤務先の支援があるわけはない。

児童相談所に虐待を疑われ……こんな親子が災害に襲われたら

 Fさん(40代)の子どもは、見た目でわかりにくい障害を持っている。その障害の症状から、Fさんは虐待を疑われ、児童相談所に子どもを強制的に入所措置されそうになった。

「きっかけは、子どもが学童保育に適応できなかったことです。それで学校に加配(スタッフの増員)をお願いすると、児童相談所から連絡があったんです」(Fさん)

 学校との関係はこじれ、子どもは不登校になった。さらに児童相談所の虐待疑いが強まる中、Fさんは他地域に転出した。現在、子どもは、自分に適した居場所を見つけ、将来に向かって歩んでいる。また、現在の居住地の児童相談所で、専門性の高い医師によって障害が確認され、適切な医療やケアが受けられるようになった。

 現在のFさんに虐待の疑いを向ける人はいない。しかし災害時、子どものコンディションが悪化したとき、そこに無理解をぶつける人がいたらどうなるだろうか。

災害で簡単に失われる生活保護の「住」

 経済的な基盤がより脆弱な生活保護世帯では、さらに深刻な問題が発生する。大阪生活と健康を守る会連合会(大生連)に寄せられた、生活保護で暮らす方々の状況は、

「公団住宅のエレベータや水が止まっていて暮らせない」「住まいに電柱が倒れかかっている」「トイが壊れて水浸しになった」「洗濯機置き場の屋根が飛ばされて、ずぶ濡れ」「エアコン室外機が落ちそう」「近隣から吹き飛ばされてきた物体でガラスが割れた」「大阪府北部地震のときの近所の屋根のブルーシートが飛ばされてきた」

 といった内容だ。生活保護の「住」として典型的なものは、民間の老朽賃貸住宅だ。木造モルタルの老朽アパートに電柱が倒れかかっている様子、木造老朽家屋の壊れかけていたトイが壊れた様子を想像していただきたい。また、「屋根瓦が飛ばされた」という声もある。生活への大きな支障は、現在はないかもしれない。しかし、いずれ雨漏りなどの問題が発生し、建物にダメージを与えるだろう。

 そして、そのような住宅では家主も高齢化している。

 大阪府北部地震の被害が大きかった高槻市、寝屋川市などは、古いアパートが多く、家主は高齢化しており、維持が大変になっています。地震以後、家主やその家族に『出ていってほしい』と言われているという相談も受けています」(大生連会長・大口耕吉郎氏)

 災害は、人を選んで襲うわけではない。しかし災害は、もともと弱い立場の人に対し、より残酷な姿を見せる。たとえば人工呼吸器の予備バッテリーは、東日本大震災以前、公費では確保できなかった。したがって、生活保護で暮らす人工呼吸器ユーザーは、事実上、予備バッテリーを持つことができなかった。多くの人は、災害に襲われても、生きていれば呼吸ができる。しかし、停電に呼吸を絶たれる人々がいる。災害のたびに悲劇が起こり、少しだけ制度が見直されるが、まだ全く充分ではない。

 何をどうすればいいのか。簡単な解決策はないだろう。根本的に見直さなくてはならない物事が数多く存在するのは、間違いない。
https://goo.gl/SbJvRR

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