20年後は7世帯中1世帯が独居老人になるといわれています。
必然的に孤独死が増えます。爆発的な数値で・・・
これは、人口構成から読み取れる間違いなく訪れる近未来です。
誰にでも最期はありますが、葬られることが贅沢に・・・
そんな時代が、すぐそこまでやって来ているようです。
意外と知らない通夜やお葬式でのマナー、業界の裏事情を綴った今、注目のサイト「考える葬儀屋さんのブログ」。「ライブドアブログOF THE YEAR 2015」にも選ばれた同サイトの管理人・考える葬儀屋さんに聞いた、今こそ知っておきたいお葬式の常識とは――。
葬儀屋さんブロガーの「考える葬儀屋さん」と申します。
先日、日本ライフ協会という公益法人が、会員から預かっていた資金を使い込んで破綻しました。財団法人よりさらに審査の厳しい公益法人が使い込みをしたことに驚かされましたが、さらに驚かされたのは会員が約2600人もいたということです。この日本ライフ協会は、主に身寄りの無いおひとり様の高齢者を対象として、アパートや介護施設に入居する際の身元保証や病院の付き添いから、銀行手続きなどの代行、最終的には死亡後の火葬・納骨までも行っていました。まだまだ日本は社会保障制度が機能していると思いがちですが、実は介護保険や後見人制度でもフォローできない日々の問題に直面している人たちがこれほど大勢いたのです。
今回の件は破綻直前で引き受け先が見つかったと思いきや、やっぱりお金が用意できないという理由で、引き受け先が下りてしまい破綻という最悪の結果を招いてしまいました。会員の方は一瞬助かったと思った直後に突き落とされたわけですから、心情を想像すると心が痛みます。代表的な契約プランでは、利用者は総額約165万円を支払いますが、預けていたお金はおそらく半分ほどしか戻ってこないでしょう。何よりこれから残された人生をどうやって暮らしていけばいいか途方に暮れているはずです。
こういった身寄りの無いお年寄りは今後どんどん増えていきます。今は、完全ではないとはいえ行政の社会保障がなんとか機能しているので、孤独死という最期を迎えても葬られることが可能です。しかし、今後さらに未婚化、少子化、高齢化が加速。今の30~40代の世代が老人になる2038年には死亡人口がピークの170万人に達します。そのころには、全世帯に占める「独居老人(一人暮らしのお年寄り)」世帯の比率が15%を超えると言われているので、身寄りの無い老人の孤独死が大量に発生していることでしょう。そのとき彼ら彼女らを葬ることが可能なのでしょうか?
「お葬式をしなければお金がかからないのでは?」と、考える方もいるかもしれません。しかし、お葬式はしなくても遺体の火葬はどんな時代も必要です。現在、火葬のみを行った場合のコストは大体20万円くらい。生活保護を受けていたお年寄りの場合、行政がお金を出していますが、いずれ財政難でそれもままならなくなるでしょう。
最近、身寄りの無いお年寄りが自分自身の葬儀の事前相談にいらっしゃるケースが増えてきました。「もし自宅で亡くなった場合、だれが葬儀屋さんに連絡を入れてくれるのでしょうか?」。彼ら彼女らは暗い表情でつぶやいて私は言葉に詰まってしまいます。韓国では病院に葬儀場が隣接しているところが多いそうです。将来日本でも、合理化のために病院の隣に火葬場を建てる、そんなブラックジョークが現実にならないとも限りません。
葬られることが贅沢、そんな未来がすぐそこまで来ているのです。
http://news.livedoor.com/article/detail/11403772/(情報源)
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ありがとうございました
先日、日本ライフ協会という公益法人が、会員から預かっていた資金を使い込んで破綻しました。財団法人よりさらに審査の厳しい公益法人が使い込みをしたことに驚かされましたが、さらに驚かされたのは会員が約2600人もいたということです。この日本ライフ協会は、主に身寄りの無いおひとり様の高齢者を対象として、アパートや介護施設に入居する際の身元保証や病院の付き添いから、銀行手続きなどの代行、最終的には死亡後の火葬・納骨までも行っていました。まだまだ日本は社会保障制度が機能していると思いがちですが、実は介護保険や後見人制度でもフォローできない日々の問題に直面している人たちがこれほど大勢いたのです。
今回の件は破綻直前で引き受け先が見つかったと思いきや、やっぱりお金が用意できないという理由で、引き受け先が下りてしまい破綻という最悪の結果を招いてしまいました。会員の方は一瞬助かったと思った直後に突き落とされたわけですから、心情を想像すると心が痛みます。代表的な契約プランでは、利用者は総額約165万円を支払いますが、預けていたお金はおそらく半分ほどしか戻ってこないでしょう。何よりこれから残された人生をどうやって暮らしていけばいいか途方に暮れているはずです。
こういった身寄りの無いお年寄りは今後どんどん増えていきます。今は、完全ではないとはいえ行政の社会保障がなんとか機能しているので、孤独死という最期を迎えても葬られることが可能です。しかし、今後さらに未婚化、少子化、高齢化が加速。今の30~40代の世代が老人になる2038年には死亡人口がピークの170万人に達します。そのころには、全世帯に占める「独居老人(一人暮らしのお年寄り)」世帯の比率が15%を超えると言われているので、身寄りの無い老人の孤独死が大量に発生していることでしょう。そのとき彼ら彼女らを葬ることが可能なのでしょうか?
「お葬式をしなければお金がかからないのでは?」と、考える方もいるかもしれません。しかし、お葬式はしなくても遺体の火葬はどんな時代も必要です。現在、火葬のみを行った場合のコストは大体20万円くらい。生活保護を受けていたお年寄りの場合、行政がお金を出していますが、いずれ財政難でそれもままならなくなるでしょう。
最近、身寄りの無いお年寄りが自分自身の葬儀の事前相談にいらっしゃるケースが増えてきました。「もし自宅で亡くなった場合、だれが葬儀屋さんに連絡を入れてくれるのでしょうか?」。彼ら彼女らは暗い表情でつぶやいて私は言葉に詰まってしまいます。韓国では病院に葬儀場が隣接しているところが多いそうです。将来日本でも、合理化のために病院の隣に火葬場を建てる、そんなブラックジョークが現実にならないとも限りません。
葬られることが贅沢、そんな未来がすぐそこまで来ているのです。
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