年収は、年齢や勤続年収だけでなく業種や職種によっても大きな差があります。2013年の国税庁の「民間給与実態統計調査」の統計などを元に、40代の業種別の平均年収をみてみましょう。
年収


■40代の平均年収は2013年に微増

国税庁が実施した2013年の「民間給与実態統計調査」によると、年代別の平均年収は、40~44歳が459万円(男性:568万円、女性290:万円)で、45~49歳は491万円(男性:638万円、女性:292万円)で、全世代平均の414万円を大きく上回っています。

また。2012年の平均年収が45~49歳は456万円、40~44歳が479万円でしたので、2013年は前年より微増しました。2012年までの過去15年間は平均年収が年々減り続けていたため、2013年になって、ようやく明るい兆しが見えたことになります。

■平均年収は業種別でかなりの差が

2013年の「民間給与実態統計調査」によると、40代の業種別の平均年収のランキングは以下のようになっています。

第1位 電気・ガス・熱供給・水道業(696万円)
第2位 金融・保険業(620万円)
第3位 情報通信業(592万円)
第4位 学術研究専門・技術サービス・教育・学習支援業(498万円)
第5位 製造業(476万円)
第6位 建設業(451万円)
第7位 運輸業・郵便業(414万円)
第8位 複合サービス事業(412万円) ※複合サービス事業とは郵便局、協同組合が該当する
第9位 不動産業・物品賃貸業(406万円)
第10位 医療・福祉(387万円)
第11位 卸売・小売業(360万円)
第12位 サービス業(339万円)
第12位 農林水産・鉱業(339万円)
第14位 宿泊業・飲食サービス業(233万円)

この結果を見ると、1位の電気・ガス・熱供給・水道業と、14位の宿泊業・飲食サービス業の間には463万円とかなりの差が見られます。また、40代の平均年収は475万円なので、第5位の製造業が40代の平均年収の水準であると言えます。

■40代の職業別平均年収の一例

次に、40代のいくつかの職業の年収を見てみましょう。

パイロット(1,160万円)
大学准教授(834万円)
大学講師(724万円)
高等学校教員(678万円)
訪問販売員(465万円)
クレーン運転士(459万円)
バス運転手(440万円)
大型トラック運転手(418万円)
配管工(417万円)
普通・小型トラック運転手(385万円)
土木作業員(345万円)
大工(336万円)
調理士(332万円)
警備員(284万円)
クリーニング店員(244万円)

などとなっており、職業によっても平均年収にかなりの開きがある結果となりました。また、国税庁の調査で第7位にランキングされている運輸業・郵便業の職業別の年収を見ると、パイロットは1,160万円であるのに対し、バス運転手は440万円、小型トラック運転手は385万円となっています。同じ業種のなかでも職業によってさらに年収に差があることもわかります。

今回抽出したデータを見てみると、同じ40代でも平均年収は業種によってかなりの差があることがわかりました。さらに同じ業種の中でも、職業によってもかなりの開きが見られます。データはあくまで参考ですが、自分の年収が同業種の平均年収に対してどれくらいの水準であるのか、比較してみるとよいでしょう。
http://news.livedoor.com/article/detail/11298028/


年収の目安が、年齢×20万円が当たり前の時代がありました。それを考えると日本も随分と貧しくなりましたね。世の中で働き方の多様性とか言い出してから、歯車が狂ってきたように思います。

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