貧しくとも若い女性なら、したたかに生きる方法はありますね。
ゴルフを通じてパパ活・・・
是非はともかく、みんな必死に今日という日を生きています。
貧乏・生活苦ランキング ←凄い貧乏を見に行く
女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これは普通の毎日を送っていたのに、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちのエピソードです。
今回お話を伺ったのは、会社受付の天沼希恵さん(仮名・40歳)。すらりとした脚ときりっとした容姿で、宝塚歌劇団の男役のような雰囲気の女性です。しかし肌が吹き出物だらけでボロボロ。それを塗り潰すようにファンデーションを塗っており、赤紫色のブツブツが浮き上がっているように見え、かえって目立つように感じました。
ヘアスタイルは、女性の政治家を思わせるふんわりしたショートヘア。着ているデニム素材のミニワンピースは、イタリアブランドのもので、スカル、花、ハートなどの刺繍がされてある懐かしいデザインです。パイソン素材の緑色のミニボストンからは黄金色の長財布がのぞいています。“金運アップ系のデザインですね”と会話を切り出すと、「そうなんです。彼がプレゼントしてくれたんです」と語ります。
「金のお財布を持っても、有名な神社のお札を持っても、全然効果ないんですよね。生まれながらの不幸体質だと効果ないのかも。私、今までの40年間の人生で、幸せだった時代の記憶がほとんどないんですよ。母は通訳で、父は外国船の船長で、両親ともに仕事で忙しかったし、大きな家にお手伝いさんと残されて。母とは月に1回、父とは年に数回会うだけでした。でも両親は帰って来るたびに、ニューヨーク土産の高級宝石店の食器とか、フランスの有名馬具ブランドの鞍とかを買ってきましたね。私は子供のころから乗馬とバレエをやっていたんですけど、そういういいものを持っていると、やっぱりいじめられちゃうんですよね。年に1回クリスマスに団らんする以外は、ずっと孤独に1人で生きてきました」続きを読む