貧乏かわせみ

辛く悲しい本当の貧乏です。笑う余裕はなく泣く暇もなく、それでも精一杯、今日を生きたい。

2016年07月

借金地獄
夫の月収は14万円。クレジットカードの借金は200万円。
「もう死にたい」と思う日々。こういう家庭に再生の道はあるのでしょうか?
現役の弁護士が丁寧に答えています。



「クレカ借金200万…もう死にたい」。子育て情報サイト「ママスタ」のBBSに、そんな悩みが投稿されました(実際に寄せられた投稿はこちら→http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=2615193)。

投稿した女性は、夫と4歳の子供の3人暮らし。キャッシングとショッピングあわせて約200万円の「カード借金」に苦しんでいるといいます。

夫の月収は14万円。ケガが原因で障がいが残り、思うように働けない状況だといいます。投稿主のパート収入は5万円。二人合わせてもわずか19万円。携帯電話や水道・ガス・電気料金が支払いきれず、とめられてしまうことも日常茶飯事。とても生活していけないと嘆いています。

この投稿に対して、「(投稿)主がもっと働くべき」や「死にたいとか簡単に書くな」という率直な感想から、「自己破産や任意整理をしては?」というアドバイスまで、多数の反応が寄せられています。

借金地獄におちいってしまった家族が再生していく方法はあるのでしょうか? 小松雅彦弁護士に聞きました。続きを読む

シングルマザー
シングルマザーの実際の生活水準はどうなっているのでしょう?
平均年間就労収入は181万円で、アルバイト・パートになると125万円だそうです。
公的支援がないと、子どもを育てるのは厳しいですね。



ひとり親家庭が珍しかったのは、もう昔の話。いまやシングルマザー・シングルファーザーの存在は当たり前の時代になりました。

そんななか、近年よく取り上げられているのがシングルマザーと貧困の問題です。

よく、テレビや雑誌で「子どもにお腹いっぱいご飯を食べさせてあげられない」「長時間働けないのでできる仕事がない」などの悲痛な声が取り上げられています。

そこで、筆者のまわりのシングルマザーに、実際のところ生活状況はどうなのか、どんな支援を受けているのかについて聞いてみました。

シングルマザーの平均年収はわずか181万円!

まず、シングルマザーの一般的な収入を見ていきましょう。

厚生労働省による平成23年度全国母子世帯等調査によると、母子世帯は約124万世帯(内、母子のみの世帯は約76万世帯)。平均年間就労収入は181万円で、アルバイト・パートになると125万円だそうです。

これは、月収にして約15万円。子どもが小さいうちならなんとか過ごせるかもしれませんが、家賃や光熱費・食費などの必要経費を差し引くとほとんど残らないのは明らかです。

この数字から、シングルマザーは常に経済的な不安と隣り合わせということが読み取れるのではないでしょうか。

自分のサイズに合う洋服や満足な食事はもちろん、住むところも相当限定されてしまうでしょう。

ただ、こういったデータだけでは、身近にシングルマザーがいない人には実感がわきにくいかもしれません。そんな人のために、筆者の周囲のシングルマザーに聞いた、生活費や支援、助成金実態をお伝えします。続きを読む

小銭
貧困にあえぐ人々の声を、幅広い世代から聞いています。
熟年離婚をされた50代の男性・・・他人事ではありませんね。



年功序列の賃金も、年金もあてにできない現代。子どもたち、未婚女性、シングルマザー、高齢者……と、幅広い世代で貧困にあえぐ人々が増えている。そこで街の人の声を聞いた。

「保育園落ちた日本死ね」発言が国会で取り上げられて以降、子育てや労働環境を見直そうという風潮が強まる昨今。

「保育園に預けられないから、働きたくても働けない。結局、無認可の保育園に預けたものの、認可に比べると無認可は保育料が高額。ようやくパートとして働くことができたけど保育料がパート代を上回り働いている意味がわからなくなった。ノイローゼになりそうです」(30代・女性)

「舛添都知事の公約のひとつが、『待機児童をゼロにする』だった。でも、フタを開ければ何ひとつ進んでいない。権力者の驕奢な暮らしを支えるために、私たちは爪に火をともすような子育てをしなければならないの?」(20代・女性)続きを読む

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