貧乏かわせみ

辛く悲しい本当の貧乏です。笑う余裕はなく泣く暇もなく、それでも精一杯、今日を生きたい。

2016年05月

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多重債務者・・・嫌な響きですね。
多額の借金を背負うのには相応の理由があります。
誰かの保証人になったなどの不可抗力の場合もあるでしょう。
ただ言えるのは・・・多重債務者は人としての感情がマヒするようです。



筆者がまだ、銀行員だった頃の話だ。身なりの良いサラリーマンがローンの申し込みで来店した。上品な紺のスーツを着た男性だった。当時、筆者はまだ20代で、地方銀行のローン担当者だった。

その男性は窓口を訪れ300万円のローンを申し込んだ。勤務先、年収、信用情報の照会結果など、いずれも問題なく審査は通過し融資は実行された。

しかし、驚いたことに、翌月の第一回目の返済日から、延滞となった。当初、何ら不審感を抱かなかった筆者は驚愕し、そして不安になった。このままでは担当者としての責任が問われる。

電話は繋がらない。止むを得ず、〈彼〉の勤務先を訪問した。すると、とんでもない〈彼〉の裏の顔が分かったのだ。続きを読む

女
結婚が幸せの条件ではありませんが、親の願いのひとつではあるようです。
結婚せずに実家ぐらしの娘「行き遅れ娘」が増加しています。
家賃がもったいないことを理由に子供が実家に戻ってくるケースが多く、
親の介護と子供の世話とで「老後親子破綻」に追い込まれるシニア世代。
精神的にも金銭的にも追い詰められているようですね・・・



 老後破産や下流老人に陥る危険性には、自分ではどうすることもできない要因がある。その最大リスクが、「親と子」である。親の介護と子供の世話を同時にするダブルショックで「老後親子破綻」に追い込まれるシニア世代が続出している。

 神奈川県在住のA氏(58)は地方に住む老親を家に呼んだ。「子供が就職して独立するから、空いた部屋に親を住まわせて面倒を見るという計画だったが、いつまでも結婚しない娘のパラサイト化によって、意図せず三世代同居してしまったという。続きを読む

女性
職業に貴賤はありません。
嫌な仕事に携わっている人が大多数だと思います。
転落する人は、どこかで分不相応をした人なのかもしれませんね。



 ここ数年、『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』(朝日新聞出版)や『最貧困女子』(幻冬舎)といった本がベストセラーになるなど、「下流」「貧困」などのキーワードを目にすることが多くなった。

 正社員で“人並みの生活”をしていたとしても、突然のリストラや体調不良、親の介護などによって会社を辞めざるを得なくなり、収入が激減する可能性は誰にでもある。

「中流」から転落する人たちの実態について、社会学者で中央大学文学部教授の山田昌弘氏に話を聞いた。続きを読む

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