貧乏かわせみ

辛く悲しい本当の貧乏です。笑う余裕はなく泣く暇もなく、それでも精一杯、今日を生きたい。

女性
貧困女性の中には「いまの私を見せたくない」と、
わざと他者との関係を切ろうとする人もいるようです。
そうするとますます袋小路に陥り、救済から遠のいてしまいます。
極度の貧困は他人事ではありません。明日は我が身かもしれないのです。



 そのうち結婚すると思っていたら、独身のまま仕事に行き詰まって、気がつけば貧困状態に――。他人事じゃない「女性の貧困」。単身女性の約3人に1人が貧困状態だという調査結果もある。

貧困は恥じゃない!周りに助けを求めよう

「失職などして極度の貧困に陥った女性は、周りからも孤立しがちになります。自分を恥じる気持ちが強くなり、友人などにも『今の私を見せたくない』と思うからです」

 そう話すのは、自立支援団体「インクルージョンネットかながわ」(http://inclusion-net.jp/)の鈴木晶子さんだ。そんな気持ちから、わざと他者との関係を切ろうとする女性もいるという。

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隠れ貧困
“隠れ貧困”という言葉をご存知ですか?
一見すると人並みの生活なのに、
貯金がなく、将来が不安だという世帯を指すようです。
項目をチェックするだけで、あなたの“隠れ貧困”度がわかります。



 経済ジャーナリストで、その名もズバリ『隠れ貧困』(朝日新書)の著者でもある荻原博子さんが提唱するこの言葉は、パット見には人並みの生活でも、なぜか貯金ができず、将来が不安だという世帯を指す。

 高血圧を放置すると重篤な病気になる恐れがあるように、貯められない「隠れ貧困」は、やがて「下流老人」に至る危険なお金の生活習慣病だと、荻原さんは指摘している。

特にバブル時代に青春を謳歌した50代は「ワンランク上」に弱く、プライドを守るために見栄を張り、隠れ貧困に陥る傾向が高い。いっぽう、バブル崩壊後の「失われた20年」に就職した40代前後は、厳しい時代を堅実に生きてきた思いから、子どもの教育に力を入れすぎてしまう傾向にあり、教育費が生活費を圧迫する事態を招くことが多いという。

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絶望
貧困の二文字を、よく目にするようになりました。
しかしその実態に関してはあまり表面には出てきません。
貧しい人たちのリアルはどうなっているのでしょう?
また絶望を感じる若者が増えているのは何故なんでしょう?
あるNPO法人に所属する人の特別リポートです。



「結婚・出産なんてぜいたくだ」――。いつから若者たちはこんなに追い詰められてしまったのか。貧困問題を取材し、その結果を『貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち』にまとめた藤田孝典氏の特別リポート。

わたしが所属しているNPO法人「ほっとプラス」(埼玉県さいたま市)には、食べるものに困り、栄養失調状態で訪れる10代や20代の若者もいる。

何日も食事をしていない若者が相談に来たら、支援団体から配給してもらった乾パンやアルファ米(乾燥加工米)、カップラーメンなどの食糧を提供する。栄養状態が著しく悪い場合は、病院に付き添ったり、実際に救急車を手配したこともある。こんな切迫した若者の相談は後を絶たない。

これから紹介するのは、特殊な事例では決してない。わたしが向き合ってきた、生活上の課題や生きにくさを抱える人たちの実例である。

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